紡葉の家 2019年3月竣工 / ヒュッゲ小屋 2019年10月竣工 10.jpg

2018年12月29日

望茂林の家2

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今年12月に完成した「望茂林の家」
冬なのでさすがに葉も落ち、さながら「望枯林の家」
…枯林…コリンと読むそうで、枯れた林の事。

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枯林という言葉はあまり使いませんので、
冬木立という表現の方が馴染みが良いかもしれません。

冬晴れの日、枯枝に積もった雪がキラキラするのもキレイですし、
猛吹雪の中、風雪に耐える木々を見ながら、家に守られている事にホッとし、
又は荒涼とした景色に人生を重ね、しんみりする・・・

イキイキとした緑の木々を見るのとは別の深い味わいが、
冬の木立にはありそうですね。

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おっと室内にも道南杉の木立

写真の正面奥はシューズクロークで、手前に引戸付。
奥側の格子とニッチの間の通路から玄関へと通じます。

建具を極力減らし、オープンに暮らしたいご家族が増えているのは偶然たまたまでしょうか。
来年着工が決まっているプロジェクトのなかでもそのようなプランのお家が数棟あり、
私などは「わ〜見え過ぎる」と狼狽しています。

昔「見え過ぎちゃって困るの」ってCMありましたわね。
まだプラン段階ですので、
どんなお家になるか、お楽しみに。

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ところで2019年、シノザキ建築事務所の家のテーマは何にしよう?
ちょっと待って、
すると2018年のテーマがあったみたいじゃないか…

棟梁に聞くと、
「今までつくってきた家にプラスする変革」だそうで(言葉での表現はもっと素朴なものであった)
はぁ〜その「変革」をどうするかが重要なのだよ。

休み中に色々と妄想しようっと。







posted by アドベンチャー at 17:25| Comment(0) | works-2018- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月25日

☆☆☆Merry X'mas☆☆☆

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☆ Merry X'mas ☆

クリスマスの1ヶ月ほど前にツリーを飾り、
ラジオから流れる音楽や、
街中の賑わいを感じてキラキラ気分

今年もケーキはセボーエボン♪にしました
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クリスマスから年末年始というのは やっぱり特別な時間。
忙しい時期でもあるけれど、
これを乗り切った達成感の後で、ダラダラ休むのは 一入ですよね。

さぁ明日からラストスパート!

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今宵は素敵なクリスマスをお過ごし下さい

posted by アドベンチャー at 19:40| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

望茂林の家1

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12月も半分を過ぎて、
忘れる事なく雪は積もり、
また本格的な冬が来た。

そして私、
来年の色々なプランを頭の隅っこに追いやりながら、
時間に追われてモタモタしています。

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「望茂林の家」
緑道の林を望むロケーションに建てられた家が2週間ほど前に完成しました。

2階のフリーなスペースに設けられたカウンターから。 ↑↑
今の時期は葉っぱが落ちてしまっていますが、
木立の美しさは見飽きる事がありません。

ボォっとしたり瞑想したり、鳥を探すもヨシ。
思い思いに過ごせる場所です。

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1階の和室からもこのとおり。
リビングと和室は景観を優先し、実は北側なのです。
でも あえてそうした、のが納得できます。
この景色を眺め、自然を感じながら暮らす日常は、豊かな気持ちにさせてくれるに違いないから。

北側リビングとは言え、
南側に設けた大きな大きな窓から、日差しがたっぷり入ってきます。

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自然の景色、公園など、
室内からの眺めを重視した家づくりは確かに理想です。
でもそんな土地はなかなか手に入らない。

その場合は自前で庭をつくる。
植物や野菜を育てたり、もれなくついてくる雑草や虫との終わりなき闘いを繰り広げながら、
丹精した庭を眺めて寛ぐ時間はひとしおではないでしょうか。

もっとも私などは「見るだけ」派です。















posted by アドベンチャー at 16:43| Comment(0) | works-2018- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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