札幌は今日も9℃です。東京の方から見れば寒いように
思われるかもしれませんが、9℃ってかなり暖かいのですよ。
更に北海道の家の中の環境というのは、本州と比べると実に快適です。
外気温が9度でも(たぶん予報では明日は寒いらしく
最高2℃、最低−2℃の予報ですが、そんな気温でも)
トイレにいても、脱衣にいても、納戸にいてもほぼ20度を少し超えています。
私ももともとは20歳まで東京におりましたので、
寒い家でコタツがないと生きていけない状況を体験しておりますが
北海道にコタツがあまり普及しないというのは
家の中がどこにいても暖かいということなのでしょう。
しかし不思議なことに、
基礎にしても(地面から60cm深く掘り下げる基礎)
気密断熱にしても(断熱材10センチ+気密シートを床壁天井に貼る)
性能の高いサッシ、玄関戸にしても(当然本州より性能が高い)
本州よりも安くなる要素が少ないにも関わらず北海道のほうが
坪単価は安いのです。
そこには当然理由があるのですが、その地域の人はそれが普通だと思っていますし
そうそう家を建てることは一生に何度もあることではないので
それなりに納得をしてその地域の単価で購入するケースが多いのでしょう。
それでも、ようやく最近になってしっかりした家を適正な単価(もちろん適正な利益で)
購入できるような地場ビルダーが増えてきたような気がします。
でも家を建てようとする素人には、なかなかその違いは良くわかりません。
そこで登場するのが建築士(設計士)です。
間取やデザインを考えてもらうのは当然ですが
家を建てる工務店の選定、金額の精査などもプロの目でみてもらうのです。
出来ればたくさんの経験をもった建築士に。
よくお客様からこんな話を聞きます
「設計士に頼むといくらかかるか良くわからないし、とっても高そう」
こんなイメージを持っている方も多いようですが
そんなことはありません。
基本設計と確認申請現場監理まで行なって、6%くらいから有名な先生でも12%〜15%くらいではないでしょうか(当然事務所によって違います)
でもそれで安心が出来て、設計事務所にお願いするメリット
(ハウスメーカーなどでは対応できない細やかな提案や使用部材)
も享受できると思っていただければおススメです。
他ハウスメーカー、工務店などそれぞれのメリットもありますが
まずはやはり経験があり、信頼ができるプロに相談するのが一番いいと思います。
今日は天気のお話だけ書こうと思っていましたが
つい長々と書きつづってしまいました。
最後まで読んでいただいたお礼に
今年の宮古島の海ガメ画像を最後に!