『ベンジャミン・バトン』いい映画でしたよ。
今、この瞬間瞬間を悔いのないように!?ンン、、、もとい。
自分の心のそこからの声に正直に生きることの大切さを痛感します。
さて、今回ご紹介するのは前回からの続き、3棟目のモデル14-10です。
外観は角地の隅切り(土地の斜めの部分)を考慮したうえで
斜めの部分を建物のアクセントデザインにしました。
外観もそうですが、テーマはシンプルモダン。
周りの町並みになじむ、しなやかなタタズマイをいつも大切に形や色を決めていきます。
(ここに、ただ目立たせるためのオレンジや、ブルーの窓は決して持ってきません)
「玄関は明るいほうがいい」というのは、体感上誰でもわかっていることですが、玄関を明るくするのはプランの工夫をうまくしないとなかなか難しいことですね。
階段ホールとつなげてこんな工夫も出来ます。
2階がプライベート空間であるということを配慮して、玄関と階段の間の壁をわざと高くしてある程度の閉鎖感を出した提案です。
(玄関に来客があってもパジャマで2階から下りられる)
玄関ホールからはリビングと和室に。独立和室としても、リビングとの一体感を持たせた和室としての空間としてとらえられるような提案です。
和室を個室として利用するときのリビング側からの見え方はこちら
ちなみに床に映っている窓からの太陽の日差しの角度をご覧ください。
この時間で14:02。どの季節のどの時間にどのくらい直射日光、間接的な自然光が入ってくるかというのも考えると奥が深くて面白い。
その場所、そのプランにあった適度な吹抜けサイズというのがあると思います。
下の写真はママ‘s EYE (ママの視線)からのLD
次は和室です。建物が斜めに設計されたことをうまく利用し和室の飾り床の間のイメージにしてみました。
フスマの柄や色などのマメ子のこだわり部分は追って説明があると思いますが
私たちののテーマは、ここに住む人が長きにわたって心穏やかに住んでいただけるデザインということを大切にしていきたいということなので
決して奇抜さにとらわれないで、本物のデザインを追及していきたい。今後もそこのところを大切に家づくりをしていきたいと思います。
前にも書いたことがありますが、やはり毎度提案に入れたいファミリーコーナーです。
本当はこのスペースを家族団らんスペースの横に持ってきたいのですよ。
でも、1階が大きくなることはコストアップにつながるので、
こちらのモデルは2階ホールに設置。
最近はほとんどの人が自宅にパソコン。インターネットでネットサーフィンってやつをやっていますのでこのスペースは欠かせない!
でもって、あまり読まないといっても、ほとんどの人の家には本というものがある程度あるはずなのに(医学書、雑誌、単行本など)
なぜか世の中の建売物件には本棚を提案しているプランがほとんどない不思議?
ちなみにうちの本棚は巾90cm高さが天井までの本棚が11本作りつけられているので(仕事で使っているので異常にたくさんありますが)
一目瞭然、すぐに見たい情報を本棚から取り出せるようになっています。
まずそこまでいらなくても新しく家を設計するときは、自分の持っている本の量を確認して置き場所を作ってあげることを忘れずにしましょう。
最初の説明の外観の写真に見える横長の窓は、1階がお風呂で2階がウォークインの窓です。
1階のお風呂の窓はユニットバスの天井付近に横長につけたので
外からの目線が気にならない(お風呂は夜入ることが多いですので、窓に映りこむシルエットが気にならない)ような窓の取り付け方のアイデアです。防犯上もいいかもですね。
2階は透明ガラスにして空が見える気持ちよさと、計画的に西の空が見えるようにしたのですが「今日は天気が良さそう」とか「今日は雪が降りそうだな」とかお天気予想窓として。
もうひとつは、窓の下に大きな姿見鏡をつけて自分の姿が自然光で明るくなった状態を鏡で見れるようにという配慮です。
洋服はすぐに隣に並んでいるし、カウンターも大きく設置してあるのでメイク道具や、小物置き場としても使えるウォークインの提案でした。
次回は4棟目のモデルをご案内いたします。お楽しみに!!!
☆再度ご案内☆
当社設計、監理、コーディネートの完成現場見学会を行います。
場所は、帯広市西13条南12丁目5-3(南向き)
福音ルーテル帯広教会の斜め向かいです。
時間は、2/21(土)2/22(日)両日ともAM10:00からPM5:00まで
個人住宅ですので、ブログ上あまりたくさんのご紹介が出来ないと思いますし(個人情報保護の観点から)、写真で見るのと足を運んで実際にご自分の目で体感するのとでは大違い!
帯広でお待ちしております。