これからの住宅テーマになるであろう『デザインセンスのいい家』について少しお話ししたいと思います。
まず一番伝えたいことは「わかりやすい家であること」
設計事務所だからといって、わざわざ使いにくいのに奇をてらったデザインや、目をひくけれども目にあまる色づかいはしないようにする。

感性というのは人それぞれ違うけれども(夫婦でも違うというのがまたムヅカシイのですが)そこに住む人のそれにあわせた機能、デザイン、色づかいというのは、絶対条件!ここがずれると全てがおかしくなってしまう。
ホントにたくさんのお客様に出会ってきていろいろな感性に出会ってきましたが、満足するための家づくりでひとつはっきりしているのは、(私たち側のスタンスとして)ただお客様の声を聞くのではなく、【声にならない声を聞く】ことがとても大切であるということ。
そこに重要なポイントが隠されていることがとても多いのです。

建築屋として当然提案するべき部分に、プラスこの感性のポイントをとらえた提案を数多く上乗せしていくことで満足度の高い住宅になります。
『デザインセンスのいい家』の一番目のポイントが「感性」だとしたら、二番目のポイントは「性能」。
性能に関してのお話はとっても長い話となるのでまた次回。
ちなみに私どもで提案させていただいているのは、基礎断熱+床下蓄暖+オイルヒーター。何がいいのかというと圧倒的にランニングコストがかからない。詳しいことはここでは語りませんが、最近はほとんどこれです。
家を建てる人のほとんどは部分的なイメージはあってもなかなかそれを全体として形にできない(当然ですね)
私たちの仕事は、思いを形にすることだと思っています。

(たとえば詳細図面を起こしてつくったこの水切り棚。私のいとこの鉄工所で作ってもらいました!)
キッチンのゴミ分別すると結構場所をとるのでこんな感じに。

脈絡のない文章になってしまいましたが、普段考えていることをぱらぱらと、、、
最後に今回の画像は全て先月末にお引渡しをしました帯広のS様宅です。
このブログ上で再度のお礼を!
「家づくりのお手伝いが出来たことに感謝です。
ありがとうございました。そして末永いお付き合いをよろしくお願いいたします」