キッチンの近くにチョークボードや掲示板をつけたい、というご依頼は多いです。
忘れっぽい人が多いのだわ…じゃなくて、
便利に楽しくメモしたいのだな。更に、素敵に見える事も大事なのだなと思います。
サハラ工業舎宅!では、食器棚の扉をチョークボードにしてしまいましたが、
ご覧のとおりのお施主センスでカフェ風イラストのお化粧が施され、
さぞやボードも喜んでいる事でしょう。。。

別のお家「レジデンス501」↑ はどうでしょう?
こちらではキッチンの壁に市販のチョークボードを取付させて頂きました。
隣に整然と並ぶスイッチやリモコン類も、浅いニッチを設けて埋め込んである為スッキリ。
この場所なら、ごく日常的な伝言メモとしても気軽に使えそうです。
「お帰りなさい」や「○月○日○時 来客」とか、
たまに「探さないで下さい」とか…? わ〜💦
「レジデンス501」も今年の夏に完成したお家。
チョークボードを壁に貼り、造作の食器棚扉は格子です。
所々にオレンジなどのアクセントカラーを効かせた、メリハリのある楽しい雰囲気。
上の写真は、家族が集うLDKとは別に設けられたサブリビング。
できる男が深夜お酒を片手に、愛用の椅子に深く身体を沈め、そのまま眠っちゃった…
という話ではなく、
ここは明日への活力を養うリフレッシュ空間、来客時のお休み処も兼ねています。
畳敷の小上がりは床からの高さが40pだから、
腰をかけると椅子がわりになる上、勿論ごろ寝にも最適。
ここで、なぜ「レジデンス501」なのか・・・
気になる方いらっしゃいませんか? いらっしゃいますよね。(どこかで聞いたかな)
上の写真の壁、巾2m50pはあろうかという大きな木枠で囲まれた場所、
実はお施主さま秘蔵の大切なヴィンテージ品、リーバイスのポスターの為の場所なのです。

リーバイスやオルテガという柄がお好きというから、生粋のネイティブアメリカンスタイル。
オルテガを追究すると深すぎる。だが、リーバイスと言えば501。
…で、リーバイス501をレジデンス501にしてしまったというわけでした

できる男の書斎。
素晴らしいお仕事をハードにこなしていらして、頭が下がります。