ニセコの家
オーナーさまは、
大きな企業にお勤めされていた頃 お仕事で道内 そしてニセコにも滞在し、
その後 何度も訪れ、
ご家族での移住を決意されました。
弊社のHPから初めてお問合せを頂いたのが2015年。
具体的な打合せを始めたのは2019年6月からで、
着工までに数回お会いしましたが、その他はスカイプなどです。
オーナーさまは ものづくりがお好きな方、
ニセコでの暮らしのスタイルをしっかりと頭に描いていらっしゃいました。
山小屋風の室内に、薪ストーブは外せません。
ニセコの厳しい冬でも、薪ストーブ1台で家じゅうがムラなくあたたかい。
薪ストーブ1台だけの暖房は、北海道で普通に建てただけでは温度ムラが発生し寒いはず。
だからシノザキ建築事務所では、あたたかい仕組みをつくっています。
そういえば、
とても嬉しい事があります。
構造設計のプロが主催し、木造建築のプロ向けに講座や研修を積極的に開催している「構造塾」。
その「構造塾」が発表した全国の「スーパー工務店」に、シノザキ建築事務所も選んで頂きました
北海道エリアでは10社で、その中の1社。しかも札幌地区は弊社だけです!!
アンケート調査のかたちで数値や仕様を伝えたと聞きましたが、
建築において、数値は裏切りません。
ここで、スーパー工務店の選定基準を。
@ 構造 これは耐震性能、つまり耐震等級2とか3とかの基準をクリアする事。
おそらくハウスメーカーさんなども、耐震等級2とか3が標準ですとうたっていらっしゃる事と思いますが、
必要な耐力壁や梁はプランによって変わってしまいます。
では構造計算をしている? していない会社がほとんどです。
なので耐震等級2とか3って、あまり根拠がない。
そのように大切な構造計算を、シノザキ建築事務所では全棟やっています。
裏付けのある耐力壁や梁に守られた図面を見ると、私共も安心です。
A 省エネ
シノザキ建築事務所の家、UA値が0.26W/uK以下、という数字は、
HEAT20(断熱気密性能を考える指標)でもトップクラスのG2グレード。
高性能だと言われている住宅メーカーさんでも、C値(家の隙間をあらわす数字)は0.59㎠/u
シノザキの家は0.3㎠/u
すき間が小さいという事は、気密性能がよい → 計画的な換気の効率も上がります。
個人住宅だから、光熱費は自己負担。
でも地球レベルでエネルギー問題は深刻だし、温暖化による影響も計り知れないから、
シノザキ建築事務所では、サステナブルな家をつくる事の意識を̝
もっと高めていきたいと考えています。
・・・で、スーパー工務店の話。
他社さんがやっていないようなレベルを目指しているので、
イニシャルコストは高くなります。
高性能とひとくちに行っても度合は色々です。
弊社では、オーナー様方にご協力頂き集めたデータと、
札幌周辺の戸建住宅における標準的ランニングコストのデータなどを比較しています。
圧倒的なレベルでランニングコストとメンテナンスコストを抑えられる家なので、
それに伴ってついてくる快適さをプラスして考えると、
結局絶対お得だという事を代表がよく話しています。
「子供に資産として残せる家」とも言えますね。
このブログで性能の話を載せる事はなかったのですが、
「スーパー工務店」に選ばれた事が嬉しくて、あらためて私も勉強しなおした感じです。
またそのうち 食べ歩きの事を書きたいです (∩´﹏`∩)
本領発揮〜
ニセコの家
こちらのオーナーさまも、構造の事や性能をよく調べていらっしゃる方です。
送って下さった写真の羊蹄山、うっすら積もった雪が美しいです。