『「できれば避けたい」から「必ず避けたいまで」プラン段階で気づきたい間取の意外な落とし穴』
という題目で掲載していこうと思います
実は大々的に宣伝しておりませんでしたが、今までの私の設計経験から、家を建てようと考えている素人の方が平面図を見るだけではすぐに気付かなさそうなことや、実際にお客さまから相談を受けたことなどで、これは避けたほうがいいということを、おととし本にいたしました。(現在も販売しております)
今回なるべくたくさんの人に目にしていただきたいという思いから特別にその一部を抜粋して掲載することにいたしました。
場所ごとに8つに分けてありますが、まずは
■玄関・ポーチ編■から
@玄関扉を開けて外に出るとすぐに雨に当たる!?(ポーチの天井部分はできれば深めにとりたい、家族全員が雨に濡れずに立てるくらい。また、深いほど家の品格が高くなるイメージがでてくる)1m35p以上が好ましい。
Aポーチ灯(特にブラケット)の光が玄関扉の陰になって足元が暗い!?(ポーチ灯の計画も、玄関扉の開き勝手を確認して計画することが大切です)
B玄関の土間に立っている人から、脱衣室の扉が見える!?(できれば避けたい。着替える場所まで見えたら、なおさら×。当然ですね。でも、新聞のチラシなどに載っている間取を見てみてください。小型プランに結構多いはずですよ!)
C玄関の土間に立っている人から、トイレの扉が見える!?(必ず避けたい。さらに扉を開けた状態で便器まで見えたら、絶対×。これも当然。誰でも嫌にきまっていますが図面の段階で気づける人が少ないのも現実です。)
D玄関の土間に立っている人から、階段から降りてくる人の足元が見える!?(できれば階段を降りきる方向が玄関正面に向かないほうがよい。足元をお客様に見せるのは失礼だと思うのですが、、、女性は特にスカートなどのとき嫌なものです。許容範囲は玄関土間に向かう階段が2〜3段くらいでしょうか)
E玄関の土間に立っている人から、扉を開けておくと居間や和室の中が丸見え状態!?(できれば避けたい。場合によってはキッチンまで見える場合が、、、当然避けたい!)
F玄関が真っ暗!?(誰でも避けたいですよね!玄関は外から帰ってきた人やお客様が家に入る導入部分です。できれば明るいほうがいいに決まっていますが、どうしても難しい場合は、飾り棚やカウンターなどを設けて、照明をあて雰囲気作りを心がけるという工夫もできます)
と、このような感じで、なるべく言葉だけでもわかりやすく理解していただけるように!?書いておりますが、意味がわからない、もう少しわかりやすくという方はぜひHPからメールをいただければと!
メールお待ちしております。