紡葉の家 2019年3月竣工 / ヒュッゲ小屋 2019年10月竣工 10.jpg

2018年12月29日

望茂林の家2

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今年12月に完成した「望茂林の家」
冬なのでさすがに葉も落ち、さながら「望枯林の家」
…枯林…コリンと読むそうで、枯れた林の事。

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枯林という言葉はあまり使いませんので、
冬木立という表現の方が馴染みが良いかもしれません。

冬晴れの日、枯枝に積もった雪がキラキラするのもキレイですし、
猛吹雪の中、風雪に耐える木々を見ながら、家に守られている事にホッとし、
又は荒涼とした景色に人生を重ね、しんみりする・・・

イキイキとした緑の木々を見るのとは別の深い味わいが、
冬の木立にはありそうですね。

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おっと室内にも道南杉の木立

写真の正面奥はシューズクロークで、手前に引戸付。
奥側の格子とニッチの間の通路から玄関へと通じます。

建具を極力減らし、オープンに暮らしたいご家族が増えているのは偶然たまたまでしょうか。
来年着工が決まっているプロジェクトのなかでもそのようなプランのお家が数棟あり、
私などは「わ〜見え過ぎる」と狼狽しています。

昔「見え過ぎちゃって困るの」ってCMありましたわね。
まだプラン段階ですので、
どんなお家になるか、お楽しみに。

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ところで2019年、シノザキ建築事務所の家のテーマは何にしよう?
ちょっと待って、
すると2018年のテーマがあったみたいじゃないか…

棟梁に聞くと、
「今までつくってきた家にプラスする変革」だそうで(言葉での表現はもっと素朴なものであった)
はぁ〜その「変革」をどうするかが重要なのだよ。

休み中に色々と妄想しようっと。







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2018年12月15日

望茂林の家1

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12月も半分を過ぎて、
忘れる事なく雪は積もり、
また本格的な冬が来た。

そして私、
来年の色々なプランを頭の隅っこに追いやりながら、
時間に追われてモタモタしています。

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「望茂林の家」
緑道の林を望むロケーションに建てられた家が2週間ほど前に完成しました。

2階のフリーなスペースに設けられたカウンターから。 ↑↑
今の時期は葉っぱが落ちてしまっていますが、
木立の美しさは見飽きる事がありません。

ボォっとしたり瞑想したり、鳥を探すもヨシ。
思い思いに過ごせる場所です。

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1階の和室からもこのとおり。
リビングと和室は景観を優先し、実は北側なのです。
でも あえてそうした、のが納得できます。
この景色を眺め、自然を感じながら暮らす日常は、豊かな気持ちにさせてくれるに違いないから。

北側リビングとは言え、
南側に設けた大きな大きな窓から、日差しがたっぷり入ってきます。

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自然の景色、公園など、
室内からの眺めを重視した家づくりは確かに理想です。
でもそんな土地はなかなか手に入らない。

その場合は自前で庭をつくる。
植物や野菜を育てたり、もれなくついてくる雑草や虫との終わりなき闘いを繰り広げながら、
丹精した庭を眺めて寛ぐ時間はひとしおではないでしょうか。

もっとも私などは「見るだけ」派です。















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2018年10月30日

下町ペンダント

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エトワール。
フランス語で星を意味する名前をつけたペンダントライトが右。
印象的なフォルムなので、照明を主役にしてクロスは濃いめの無地が素敵♡
見えていませんが、天井だけ青緑なのは家人にしかわからないかもしれない。

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玄関ホールから続く造作手洗いは、壁に迷宮テイストのタイルを。
そこにぶら下がる 小ぶりの真鍮ソケットランプも、手動スイッチ付のねじりコードに的を絞り、
この家のオーナーが執念で探したもの。
そこにそれほど燃えない、又は何の事やらわからない、という人も多いと思うが、
私は勿論 理解できます!! 

少し前にご紹介した「迷宮の家」、
ダイニングのペンダントも簡素でよい雰囲気でした。
階段はAPROZ社の コスタ ↓ とトーレ ↓

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ねじりコードからの無垢の木、
木の部分が短い左がコスタで、ランプをガラスシェードで覆うタイプ。
木の部分が長い右はトーレで、ランプはむき出しのタイプ。

APROZ社は日本の会社。照明器具は下町の工場で職人さんが作っているそうなんです。
なんて素敵なんでしょう〜ついつい反応してしまいます。

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大手メーカーの器具にはないデザインが秀逸。

家1軒分のインテリア素材は沢山あります。
その全てを真剣に選ぶと、疲弊するでしょう。
家づくりを楽しんでもらいたいですから、疲弊は困る。なので私共の出番。
これがよいと思うものを、お客さまに合わせて ある程度は予めセレクトしておきます。

デザインペンダントのように、お客さまが考えて悩みながら選ぶべき!というところは、
それでもまだ沢山ありますからね。

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今週末はしのカフェです。
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2018年10月09日

ともだちんち2

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先週末に開催の「ともだちんち」完成見学会、無事に終わりました。
いらして下さったお客さま、主役の「ともだち」とその関係者さまにもお礼を申し上げます。

ご来場のお客さまからも、お施主さまからも、
「いいね〜。くつろぐね。」とか「居座りたくなるねぇ」とか
「あらぁ〜素敵」というお言葉を沢山頂きましたが、
本当にそんな感じです。良かったです。

「ともだちんち」の設計担当 川田も、
現場を担当してくれた大工さん達も、
こんな言葉を聞くと、しみじみしちゃいますね。

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稚内産珪藻土の渋い塗り壁、クルミの無垢床、地元北海道の杉やカラマツ。
無垢で造作したものも多いので木肌を感じ、とても温かい気持ちになります。

暖房は、間伐材や端材を再利用した木質ペレットを使うストーブ。
これ1台で家じゅうを温める仕組みも、地球とお財布に優しいです。

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前にも書いた事があるけれど、
完成したお家で見学会用にセッティングをする事は、
子供に晴れ着を着せて成人式に送り出すお母さんの気持ちみたいなものではないかと思う。

たかが雑貨と言えど、絶対あなどれない存在。
仮とは言え、居場所を得てしっくりと馴染むものもあれば、
何だか居心地が悪く見えるものもある。

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だから前日のセッティング時は置く物を持って、しばしウロウロ徘徊しています。

雑貨は居場所によって表情が変わって見えるもので、
前回のお家でプリミティブなイメージを狙った木のベース(上写真右の2つ)が
和室の押入れ下では、おとなしく和にとけ込んでいる。
そんな事も楽しいです。

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手前の黒い花器は、北ガスショールームに行った後、
ファクトリーの arenot で購入したもの。
斜め後ろの黒いキャンドルは、ファビュラスの期間限定大丸内ショップで。

ところで、「テガラランの家」オーナーのKご夫妻は、弊社の雑貨備品を熟知されている。
テゴワイ💦 
先日もいらして下さったが、これらのニューフェイスにも当然お気づきでしょう。 
またいらしてね。
















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2018年10月06日

ともだちんち1

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台風接近中。
私は事務所にいますが、今日から江別市内で「ともだちんち」完成見学会開催中です。

昨日のセッティングに続き、今日も現地に行く予定だったのですが、
階段をほんの2段 踏み外し、大げさな転倒の末、歩行困難に陥りました。痛い。
数週間前の手指負傷に引き続き、
整形外科の先生に「また来たの」と言わしめる不甲斐なさです。

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なのでまだ撮影できていません。上の2枚だけ。
痛いが、這ってでも撮影に行かなくては〜〜〜

ご予約のお客さまには、無様な姿をご覧頂く事になるかもしれませんが、お許し下さい。

というわけで、
今日は「良い住宅」の取材と撮影も行われていたはずで、
編集後にはアップされますので、そちらの記事もご高覧頂ければ幸いでございます。
→ https://www.iesu.co.jp/ghs/company/detail/shinozaki.html

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後半の写真は「迷宮の家」。
今回の見学会「ともだちんち」も同じ江別市内で、
近くにEBRIという商業施設があります。素敵な飲食店や雑貨屋さん、八百屋さんが入っているらしいです。

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11月には蔦屋書店もオープンする江別。
魅力的な街になっていくといいですね。

怪我人なので本日は早めに失礼いたします。痛ぁい〜〜💧



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2018年09月29日

メルハバの家

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迷宮 改め メルハバの家。
正確にはメルハバはトルコの挨拶。
モロッコはフランス語が多く、「サヴァ?」みたいな感じがよろしいようです。

「Ca va?」元気?

同じ名前の美味しいサバ缶があります。私の好みは緑のレモンバジル味。 

・・・というわけで、モロッコでもイスラム教の熱心な信者さんは「アッサラーム・アライクム」だそうで。
女性は顔出しNGなので、
顔をスカーフで覆いながらそんな挨拶をすると、現地にとけ込めるでしょうか。

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今日は2階へ。
格子床とアイアンの手すりで抜け感があります。
お子さまが小さなうちはネットなどをつけるのがよろしいですね。

尚、弊社の棟梁は、写真奥の梁をホイホイと渡り、
右側壁の照明器具にランプをくるくるとまわしつけ、
再びヒョイヒョイッと戻りました。何度見ても ひょ〜👀💦となります。

勿論 手すりや命綱などありません!
良い子は決して真似をしないようにしましょうと言いたい。

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格子床の先はベランダで、公園の緑がここでも借景となっています。
夏の暑さを緩和する為のロールスクリーンは設けましたが、
普段は開けっ放しがとても気持ちよいですね。

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階段はアイアンでつくってもらいましたが、
ちょっとした仕掛けがあります。

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この場所がより心地よく楽しい場所になるかなと、
アイアンのピッチに合わせて木箱をはめ込んでいます。
木箱は少しずつ奥行を変えて、
文庫本サイズ〜雑誌サイズまでに対応。

お引渡しも終わり、
10月はじめの週末には、また江別市内で完成見学会があります。






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2018年09月27日

迷宮の家 其の弐

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街中に響くアザーン。
アザーンとはイスラム教の礼拝に誘う歌声。

コーランの一説を歌っているとの説もありますが、
基本は「礼拝の時間ですよ。いらっしゃい」と言っているそうで、
「あぁやぁぁぃえ〜〜〜〜〇✖∴◇□゜↷● アッラ〜お〜い〜で〜 」みたいな感じ。
旅情を誘い、聞けばアナタもシビレルはず。

モロッコへは行った事がありませんが、
私が旅した事のあるエジプトやトルコでも早朝のアザーンが目覚ましがわりで、
その後1日に何度もある礼拝の時間ごとに、その歌声が街中に鳴り響きます。
イスラム圏の独特な空気感に包まれていると、その音が私にはとても心地よく感じられました。

「迷宮の家」が完成して、
また違うテイストのお家の打合せも続いていきますが、
日本とは全く違う文化圏の国にも久しぶりに行きたくなりました。

そういえば、今打合せ中のお客さまはアメリカで暮らしていた事があるご家族!
今までにない素材やイメージが盛り込まれ、楽しみなのです♪

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イスラム圏の国もお茶はチャイ。とにかくスパイス!!って感じ。

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お客さまからリクエストがあったキッチンの壁色。
ターコイズブルーを少し濃くしたような色。ターコイズブルーはトルコ石の色ですね。

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先日のように大きな災害もあるけれど、日本は平和。
あの美しい国々とそこに暮らす人々の安全な生活が守られる事を願うばかりです。

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秋の日差し










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2018年09月25日

迷宮の家 其の壱

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昨夜は十五夜さんでしたね。
晩ご飯時、窓にぽっかりと満月が見えました。
月を見ると吠える習性の狼系な人もいるけれど、私は泣きたくなります。
お団子を積んでお月見した子供の頃を思い出すからかな。

先週末3連休の後半2日は、「迷宮の家」完成見学会でした。
世は行楽の秋ですが、完成した家で過ごさせてもらえる素敵な時間を頂き、
私はお休みやお出かけできなくても不満など全くない! です。はい💧

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過ごすとわかる快適さ。
気持ちよくて本当に癒されました。宣伝抜き

迷宮の家たる所以は、オーナーさまが旅した事のあるモロッコという国から。
信仰によって築かれた歴史に、脈々と育まれた習慣や文化。
それらを色濃く感じさせるイメージを持った国ですよね。

喧騒の路地を歩いていると、何だかふらふらしてきそう。とか、
迷宮都市と言われるフェズの旧市街、迷ったら戻れないかもしれないラビリンス。とか、
オーナーさまにとっても旅の印象は強く残っただろうと決めてかかり、
迷宮の家となった次第です。

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オーナーさま所有のチェストにも、迷宮テイストがみてとれます。
だから横に貼るタイルも、最初っからアヤシク古びてもらわなきゃ合わない。

・・・旧市街感、少しは出ているでしょうか。

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再びリビングに戻り、薪ストーブの迫力を感じる。
無垢の床はブラックウォルナット、薪ストーブ床は古材風タイル。

公園の緑が映える素晴らしいロケーションです。

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開催にご協力頂いたオーナーさま、お越し頂いたお客さま、
施工関連業者さまには、心からお礼を申し上げます。

























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2018年08月30日

高台を望むヒュッテ2

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箱根芦ノ湖の山に建つログハウス。
長い間大切に別荘として使われてきた建物が売りに出され、
この度 私共の親類が購入する事になった。

富士山と相模湖が見渡せる絶景。
犬達と過ごす週末の住宅とするそうで、9月に水まわりなどを少しリフォーム予定。
楽しみだな。そうだ💡サリーも連れて行こう♪ と、もはや自分の別荘気分。

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先週完成した「高台を望むヒュッテ」
外観は先日の記事でご紹介しましたが、同じく山小屋風です。

ハイスペックの家でローテクを楽しむなんて、究極の贅沢だと思いませんか?
シノザキ建築事務所がめざすお家は、そんな考え方に基づいています。

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リビング側からキッチン方面を見たところ。
ストーブが吹抜の場所に置かれ、
煙突が長い長い。

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吹抜の効果は見た目だけじゃなく、
ストーブで温まった暖気を家中にまわす為に必須な場所です。

三角屋根のお家の場合、吹抜で高天井という のびやかな場所もあれば、
三角屋根ならではの勾配により、低い斜め天井の場所もできるわけで、
これもハイ&ローだな、としみじみ思うのでした。

つまり 変化もまたヨシという事ですかね。

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かけがえのない二人だけの時間を
砂時計の砂が 僕らに終わりを告げる。

って、私じゃない。EXILEの砂時計でした。
よく見ると、あと数秒。。。









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2018年08月28日

高台を望むヒュッテ

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先週末は完成見学会でした。
あら平屋?という印象の「ひょっこりはん」な外観、実は裏です。
正面側は、高低差を利用した堂々たる外観となりますが、
最終のカーポート工事が終了したら、また撮影させてもらおうと思っています。

煙突付の三角屋根は、
「お家を描いてみなさい」と言われて描くお家の形の王道ですね。
しかも木張りだし。 好きな人、多そう。

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アプローチ階段

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室内階段
ナラ材で造作した片持ち階段が、とてもキレイなフォルムです。

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リビングには薪ストーブと、
収納を兼ねた造作のソファがございます。

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ストーブはバーモントキャスティングス社のアンコール。
「薪の会」メンバーがこの日も集まって、
ストーブ談義に花を咲かせておりました。

皆さま、ストーブ愛がやたら強い

それにしても、ピザやイモを焼いたり、
やかんでお湯を沸かしたり、ぐつぐつ煮込み料理をするのは楽しそう。

ウォーミングシェルフと呼ばれる保温ラックや、
濡れた手袋や靴下を引掛けて乾かすミトンラックも便利。

ローテクの代表みたいな存在ですが、
温まる為に少しの手間をかける事は、本来とても自然な事。
そんな暮らしに共感する方が増えているのは、いい事だなと思います。

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そういいながら、
私が最近気になっているガゲナウの加熱機器はハイテクでハイカロリー
しかも天板操作がかわいい。

あら、晩ご飯の支度しなくちゃ












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2018年08月12日

コンラン

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今日の打合せ、お客さまがインテリアの本をご持参。
テレンス・コンランの「KITCHENS」
偶然 私も洋書で持っている本だったので、なんだか嬉しい。

メーカーさんのシステムキッチンが機能的なので、それだけでも大満足してしまいますが、
自分好みにつくり込む事に楽しみを感じる方には、やはり造作しましょうと言いたくなる。
(たとえ設計担当の首を絞める事になっても)

例えばコンロ側を食器棚と合わせてつくるとか ↓
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シンク下をオープンにしてダストボックス置場にするとか ↓
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最近めずらしくなったコンベックも、機種や周辺をお好みに合わせて配置 ↓
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コンランのお客さまは打合せが始まったばかり。
これからじっくりと打合せしながら、どこまでご提案できるか楽しみです。

ちなみに私は、実家でほとんど料理をしませんでしたが、
コの字型でキッチンハウスのキッチンは母のお気に入りでした。

新しい居場所に移り、キッチンも変わりましたが ↓
以前よりも更に家の中心的な存在になっています。

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コンランの洋書を久しぶりにひも解いて、何だかボワンと目が覚めた。
私達日本人はインテリアへの意識が低い。

家を好きな物で心地よくという発想より、
新品のキレイさをなるべく保ちたいという発想の方が多いと感じます。ん?あなたも?
でもね、徹底的に好きなインテリアを追求する人が増えてきているのも確かです。

私もちゃんと考えようっと!! 
今は勿論、毎日お料理しています。(今日はサーモンとタコ)
とは言え、今しがた サーモンは夫に指示したのでした。

















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2018年06月12日

シャーロキアンハウス1

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前回ご紹介したお家に飾っていた水差し、再び現る↑
弊社でもこのところ、無垢木とサンドカラーの組合せを好まれるお客さまが続いておりますが、
要するに地味〜ぃになりがちです。

なのにどうした?このカラフルなタイル↑…

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更にトイレ、壁は赤く天井は緑✨

ほぼ💡4月に完成した「シャ―ロキアンハウス」です。
シャーロックホームズの世界観を愛するオーナー夫妻のご希望を実現させる、
というスローガンのもと、内装選びも楽しく、なかなか大変でした。

例えば、職人さんの手書きによるタイルは輸入品。
レリーフ状の鳥柄が花柄の間を飛ぶ物語が表現されています。
当たり前に相性の良さそうな組合せをご提案しても、ご興味を示して下さらず、
当たり前じゃないけれど、いい感じの組合せを模索。
トイレの壁天井も少し意外な組合せかもしれませんね。

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床はブラックウォルナット無垢。
画像のダイニング家具がしっくり馴染んでいますけれど、実はこれ私物です。

見学会では何度か登場させていますが、
手前の椅子とテーブルは飛騨産業の穂高シリーズ。
公式サイトによると、人類が初めて月に降り立った1969年に生まれた家具、とあります。

発売開始から数年後に私の両親が購入し、20年位はメインで使用していました。
その後、引越しと共に裏方にまわり、椅子3脚は壊れ💧 
テーブルはまた今、大奥のメインで使っています。これも後少しでお役御免となりそうですが…

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家族のうつり変わりに、いつも何となく寄り添ってくれていました。
ここまで長く付き合ってくれると、
身体を支えるだけではなく、受けとめて見守ってくれた存在に思えてきます。

シャーロキアンハウスのオーナーさんも、じっくりアンティークを探す…との事。
きっと 一目惚れのような、素敵な出会いがあることでしょう❤

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このようなお家にはぴったりかと、
箱にしまっておいたイヤープレートを、久しぶりに出してみました。
ロイヤルコペンハーゲンはデンマークですが…
ありゃー!大変⤴ 
公式サイトによると、所有している1995年は¥75600になっている〜〜〜!!⤴⤴⤴

知らなかった…なんで私、1995年に買ったのだろう…記念にしたくなるような何か、あったっけ???
確かその頃はあのスミリンでコーディネーター。

1995・・・気になる・・・ 




























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2018年06月10日

day off

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包帯まきのシルエットですが、本日もスヌーピー。
I don't think they're going to work.

今日の私もそんな感じです。少し だるおも。
ほぼ仕事をできる気がしないから、
そんな日はほぼブログ。我ながら けなげだ。。。ほぼ・・・松重さんか。

ところで、そろそろ次の完成見学会が近づいてきました。
その前に、滞っていた新しいお家情報をまとめておこうと思います。

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確かこちらの「The Navy Blue House」、2月末の完成で、
水差しを置いた写真で中断していました。

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ダイニング側からキッチンを見た写真。
グレー色は相変わらず人気です。
私はモルタル、コンクリ好き❤なので、大奥(しのスタジオ)のキッチン壁は無理やりモルタルで仕上げてもらいました。

が、防水仕上げされているとは言っても、油ハネに耐え得るわけでもなく、かなり汚れてしまったので、上から重ねてステンレス板でも貼ってもらおうかと考えていたところ…

するとナント好都合な事に!
壁でも床でも棚でも施工可、防水性耐久性、耐摩耗性に優れたモルタル風な塗り壁が
最近登場してきました。

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こちら↑は打合せ室に併設されたキッチンの、
もともとキッチンパネルだったものの上から施工してもらった写真です。

レンジフードの下はステンレスのパネル、
その左側が、今回施工したもらったコンティニューオという素材です。
マットな風合いで、上部のゼオライト塗り壁ともしっくり馴染んている。でも、確かに水をしっかりはじいています👀

色の種類も豊富ですし、
キッチン前の壁は勿論、他にも色々なご提案ができそうです。
OBのお客さまも、ご興味のある方はお知らせ下さいませ。パネル上からの施工も可能です。

コンティニューオ 
→ https://sanmarcojp.wordpress.com/2018/01/30/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AA/

他にもモールテックスという、似たような塗り壁素材があり、
近いうちに大奥はそれで施工してもらおうと考えています。

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モノトーン画像の後に色の洪水。
先週のお休みのランチはフレンチ。フルールド・オリーヴという学園前駅近くのお店でした❤⤴
ごちそうさま〜美味しかったです❤


















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2018年03月05日

The Navy Blue House−1

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「The Navy Blue House」、完成見学会から1週間以上経ってしまった。
ご来場頂いたお客さまに、この場でお礼を申し上げます。

ダイニングからリビング方向を見た写真が↑ 
ダイニングテーブルとイスは柏木工。よい家具です。
ぼやかした天井に見えるのは雲梯。ご主人のリクエストでご採用となりました。

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雲梯に飛びつきやすいよう、収納棚を利用した足掛かりを設けています。
だからお子さまでもご自分で登れ、

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進むまではよいが、
端でキャッチしてもらう → 大人の付き添いで安心。4歳位から?
ターンして帰る → 足掛かりのハシゴに戻れるかアヤシイ。10歳位からならOKか…
飛び降りる → これは少し高度。12歳以上向け。

身体が鍛えられそうですね。大人の肩こり予防にもなりそう。私は肩が丈夫だけど〜♪

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そういえば、雲梯から飛び降りると言いましても、この下には立派なestic社のソファがある。
良いソファがいかに丈夫だと言え、
ドーンと降りないでよ〜〜と言いたくなりそうです。

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石板色の塗り壁と並ぶ道南杉の羽目板、
エコシラ合板の棚上にはコンクリートのオブジェ。
男気のある素材感が力強いですわね。家はこうでなくちゃ!
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2018年02月23日

水辺の完成見学会

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昨日と一昨日の2日間を水辺で過ごし、カモの気分。。。
ゆっくり時間を過ごすスパでは、いつもランチにガパオライスを頂くのが定番です。

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これ↑は、円山のカフェ レインのガパオライス。ここも本当に美味しい❤
単独ではクサイけれど、ナンプラーってスゴイと思う。
カフェ レインは、パウンドケーキもおすすめですわよ。
→ https://caferain-poundcake-herbbal.owst.jp/

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オーナー自ら内装を手掛けたらしい↑

こうして休日にリフレッシュし、今日は現場でした。
明日からの完成見学会の為に、スタッフ総出で最後の仕上げと確認、調整、セッティング。

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今回の見学会は完全予約制。既に沢山のご予約を頂いており、ありがたい事でございます。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、明日も受付いたしますので、ご連絡下さいませ。

今回の「The Navy Blue House」は、窓から川と木立が見える素敵なロケーションです。
私も水辺が好きですが、そのような環境を求める野鳥なども生息していそうだと、
野鳥の会に所属するスタッフが話しておりました。

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ご来場予定のお客さまは、お気をつけてお越し下さい。
お待ちしております♪




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2018年01月23日

つくりびとの家2

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札幌は大荒れナウ。
今日はひらひら泳ぎに行こうと思っていたのですが、あまりにひどい雪なので断念。
生粋の道産子女ですから、本来こんな程度の雪であたふたするほどヤワではありません。

水を想像すると寒そうに感じただけです。冬にプールなのだから、当たり前ですがね。

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時間が少しできたからブログに気持ちが向いた。。。

床続きのコーナーにクッションを置いた、特注のソファが見えます↑
いつもお願いしている寺崎椅子さんに、座クッションと背クッションを製作してもらいました。

今回もオーナーと工房にお邪魔して、ウレタンの厚みや硬さを調整してもらいましたので、
座り心地は抜群♪

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薪置場の土間から続くリビングの一部は、床がご覧のように一段下がっています。
通路のような場所にも腰をかける事ができるので、
火のまわりに人が集まりやすいのがいいと評判でした。

広すぎない距離感も。

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暗い雰囲気が私好みのトイレと手洗い。
タイルといい、照明といい、うらやまし〜👀

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ここで時間切れ。。














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2018年01月22日

ゴロウ氏×つくりびと

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「つくりびとの家」、プロのカメラマンさんに撮影をして頂きました。
このアングルは私も撮影しましたが、
所詮素人は のびやかさが出ないんだなと実感した。

対して上の写真は奥行感、上への抜け感がある。
しかもさりげなく置かれたブーツはソレルというブランドのものだそうで、
小物のあしらいも上手だなぁと感心させられました。

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ソレル?知りませんでした。スポーティでメンズライクなものとはあまり縁がないからなぁ〜
かと言って、
羨望のハイヒールで知られるルブタンやマノロ・ブラニクとも全く縁がない。寂

私の場合、自慢は何と言っても昔集めたフェラガモのヴァラ達。
今は、かつての倍くらいの価格になっていて驚きました。
まだ現役で使えてよかった♡ 一生使ってやる!

……靴から脱線し、
すぐ上の写真は玄関の三和土から続く薪置場からリビングを見たところ。
お手数ですが、もう一度 一番上の写真に戻って頂くとわかりやすいです。

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薪ストーブの場合は薪置場、ペレットストーブの場合もペレット置き場、
どちらもそれなりに嵩張る燃料を、使いやすい場所に保管できるプランにする事も大切ですわね。

ホウキがかわいいです。
このところハイテクじゃない道具が見直されていて、ホウキもそのひとつ。
ホウキモロコシというトウモロコシ似の植物を使い、職人さんが手作りするのだそうで、
実用的であり絵にもなる道具というのは素敵だなぁと思います。

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撮影風景
今回お願いしたカメラマンさんは、札幌を中心に活躍する水上ゴロウ氏。
→ https://www.photo-office56.com/

ホームページのギャラリー更新が、今年の私の課題でもありますが、
素敵な写真をこれからもご紹介していきます。











posted by アドベンチャー at 17:39| Comment(0) | works-2018- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月15日

つくりびとの家1

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昨年末に完成した「つくりびとの家」
予約制の見学会でも、ご来場の方々からの評判がとても良く、私共もしみじみしています。

リビング方向からダイニングキッチンを見ると(上の写真)
造作テーブルの脚を兼ねたパーティション越しに、普通じゃないものが色々と見えています。

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ひとつめは鉄板
鉄板焼愛の強いオーナー様が熱望され、この度 ダイニング天板に造り付け。
週に3回は鉄板焼をするらしいから、オーナー宅でのこのテーブルはスタンダードですね。

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普通じゃないもの、
次は鉄板焼をした際の油煙やにおいを、フィルターでキレイにする照明器具「ク―キレイ」、
おすすめしたけれど、実は半信半疑って、ヤバクね?って思っていました。
鉄板プレートもちゃんと焼けるのか、火力は問題ないか。。。って、心配していたところ、

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オーナーの焼き姿

嬉しい事に、お家に呼んで頂き、広島焼を実演して下さいました。
プレートもク―キレイも大丈夫!
大勢で押し掛けたのに、色々とご馳走になり、
嬉しいお話も沢山聞かせて頂いたし。。。本当に有難うございました

普通じゃないものはまだ続きますが、
晩ご飯の時間なので、今日はこの辺で。

posted by アドベンチャー at 19:43| Comment(0) | works-2018- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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