紡葉の家 2019年3月竣工 / ヒュッゲ小屋 2019年10月竣工 10.jpg

2009年05月14日

くろだ歯科 PartU

さて、前回の続きで歯科の内部のご紹介です。

最初は受付から見た待合室の画像から。

画像184.jpg

左のガラスブロックは受付から玄関を覗けるような開口がとれないかという
先生の要望(実際には車椅子を利用する方や、体の不自由な方をすぐに気づいて補助しやすいようにという配慮から)で設置しました。

上の画面の右手前には洗面コーナーと、WCがあります。

画像189.jpg

洗面ボウルは大きめのもので輸入品。ここで診察を受ける前の歯磨きをする方も結構な割合でいらっしゃるはずです。
水栓金具がボウルの中にある(=掃除がしやすい。水が飛びにくい。)
ものでボウルの大きいものを探してこれに行き着きましたが、
このサイズ。住宅でも使いやすそう!

待合室から診察室に向かうと

画像165.jpg

前回の外観画像から見てもわかるように真ん中が建物のとがっていますが、そこがオブジェ展示コーナー

画像164.jpg

テーブルはまだ仮置きの状態ですが、、、イメージ的にはここにはクリスマスツリーや、オブジェ、正月飾りなど、季節を感じられるものを展示出来ればと。今後また相談しながらセッティングしましょうね。

診察ブースは3つあります。
1番ブースは特別個室。(キュアゾーン)

画像161.jpg

診察室の上部は、ほどいい開放感と採光のため、吹抜けでつなげた設計になっています。
2番ブース(ケアゾーン)。
カウンター、造作キャスター付キャビなど、全て今回の間取りにあわせて設計させていただきました。

画像167.jpg

なにやらロープにぶら下がっているのは???
サルです!
3番ブースにも出現しています!?

画像168.jpg

その他、キリンや像なども隠れていますが、そちらは、今回小物のセッティングをしたうちのマメ子から後日報告しますね。

随所に遊びや工夫を取り入れさせていただきましたが、これも信頼してお任せ頂いた黒田先生のおかげです。
本当に感謝、感謝です。

次回、まだまだご紹介したいデザインや工夫をご紹介していきたいと思います。


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2009年05月11日

くろだ歯科完成!!!

久々の登場、Sです。

ようやく全ての工事が一段落してオープンにこぎつけた歯科医院。

画像155.jpg

昨年の9月ころから打合せを重ねてこの5月8日にオープンしました。
先生お疲れ様でした!!!いやいやこれからが本格的に忙しくなっていかなくては困ります!
しかしそんな心配はまったく必要ありませんでした。
オープン当日私もちょっと気がかりだったので顔を出してきました。
初日にしては大人数の十数人の予約が入っているとのこと。
(いつもオープンに立ち会っている医療機器関係の業者さんが言っていました)
私達も設計とインテリアに携わった人間としホッとしましたよ〜。

画像156.jpg

今回もクライアントの希望と外観に合わせたロゴデザインと看板製作まで当社で承らせていただきました。

自立看板とポーチ手摺腰壁部は「美ブロ」のアイボリーベースの櫛引仕上げ。階段とスロープ部分は洗い出し仕上げにロードヒーティング。
すっきりとした直線志向の外観にマッチしております。


画像 158.jpg

インテリアも落ち着きのあるシックな色合いとしました。
待合コーナーにはタオル掛けを工夫して設計した造作ブックシェルフなどが目を引きます。

画像150.jpg

待合室にはチャイルドコーナーも設置。診察室内にもベンチがあり、
お子さん連れでも安心して診察を受けられます

CA3C0022.jpg

子供に大人気のアンパンマンとバイキンマンもいます!
しばらくしたらメロンも増えてるかも!?

画像 155.jpg

このシックなインテリアにアンパンマンシリーズを持ってくるのは、
私にはなかなか度胸のいることでしたが、、、、
(数年前のドラマで建築家役の阿部寛がクライアントの要望で花柄のクロスを使わなくてはいけなくなって、そんなことなら設計を降りるという設定の話がありましたが、、、→最終的にはセンス良く花柄のクロスを提案していたと思います)
うちのマメ子と一緒にインテリアイメージが崩れないようにここはよーーーく煮詰めました。

あとのお話は次回に!

今回はポイントが多いので数回に分けて掲載します。
診察室も絶妙な勾配天井が(開放と閉鎖のバランス。場所によって雰囲気が違います)安心感をかもし出します。

5月8日 札幌清田区里塚三条一丁目21-3 くろだ歯科 
ぜひ一度しっとり落ち着くインテリアの歯科で、やさしい先生に歯をチェックしてもらってみては?(予約制011-378-4676=ミナハシロクナロウまで)
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2009年04月26日

夢みるドレッサー。。。日曜版♪

sheep senmen.jpg

札幌はしとしと雨です。。。

本日最初の画像は、2年ほど前に手がけたショールーム兼モデルハウスから。

ナチュラル感いっぱいの木質キャビネット(造作洗面化粧台)は、床材と色合せ。
白いタイルカウンターと、陶器のボウル、水栓にも勿論こだわりました。

塗り壁の壁面にも一部、25o角のモザイクタイルをあしらったり、キャビネットの扉に取付したツマミは、アイアンのものを取り寄せたりと、マメなこだわり全開です。

sheep senmen2.jpg

また、力が入ったのは上の右側画像…羊ルーム。

クライアント様からは「ニュージーランドのイメージで」。
基本は壁を使った展示室なのですが、中央部分に椅子を置くだけではつまらないので、このようなご提案をさせて頂きました。

ハンモックと円形ラグが、緑豊かな酪農地帯を想像させませんか?
親子羊もカワユス。

pede.jpg

こちらは、久しぶりに登場のクラシックな南欧風インテリア。
ペデスタルタイプのロマンチックな洗面台が、女性をムラムラさせます。
まさに、姫系ぴかぴか(新しい)

ところで、南欧風のイメージというのは、根強い人気がありますねぇ。
世の中がシンプルモダンだとか、北欧だとか騒いでも、好きなイメージがぶれない方ってスゴイし、ステキだと思います。

私などは、あれもこれも好きな方なので大変。。。

ナチュラル感も高級感もほどよくあり、北欧風ベースにアジアンリゾートエッセンスがちりばめられ、南欧風アイテムといわれるアイアンも好きなので取り入れたい。

ミニマムとまではいかなくても、空間そのものを感じられるスペースも
いいなと思うし、家具や小物で装飾された美しさもまた魅力。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

雨の日曜日などは、こんな事を考えると、特に想像力がふくらむような気がします。

そろそろ晩ご飯の仕度かな。。。

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2009年04月25日

夢みるドレッサー。。。その5♪

asukaze5.JPG

朝が弱いM子。たらーっ(汗)思えば、主人がサラリーマンだった頃の朝は、お弁当づくりや、つまんでいけるモノの準備などでそれなりに忙しく…

自分の仕度などは、「行ってらっしゃ〜い」の後でした。
世の中には、朝早く起きてお化粧もバッチリ決めた後、ご主人さまを起こす、というマブシイ奥様もいらっしゃるというのに。
ダメだわ。ワタシ。。。

身支度というのも、一連の流れがありますね。
朝のシャワーから始まる方もいれば、髪のシャンプーからという方も。

仮に、洗顔の後にお肌のお手入れをして、お着替えと髪のセットとお化粧をする。

この動作だけでも人それぞれ、千差万別の方法やクセがあるのでしょう。。。

tile counter2.jpg

そうそうひらめき
洗面化粧台でお化粧する、という方が多いのもよくわかります。
あるアンケートでは、約半数でトップ。

朝の忙しい時間の合間をぬってパパッと仕度をするには、やはりキッチンの近くが便利。
何かをしながら化粧水をピタピタあせあせ(飛び散る汗)とか、できますものね。

しかし、ピタピタなら問題ありませんが、細かいメイクとなると使いづらくないかしら?

本当なら、洗面化粧台カウンターの奥行きは、お化粧する事を考えると少し深い。前かがみになってしまいます。
また、立ちっぱなしというのも気になりますね。

お化粧の場所、洗面化粧台以外では・・・
@リビングやダイニングで、卓上のスタンドミラーなどを使用。
 → わかります。メイクボックスも持ち運びできて便利。
   テレビを見ながら、子供を遊ばせながら…などね。

A自室や寝室の鏡台。こちらも40%ほどと多い。

B会社の化粧室・通勤途中。少数派ですが。 
 → あ、知人にもいました。このタイプ(会社の化粧室)。。。^^;
   
 
専用とはいわなくても、使いやすく快適なお化粧スペースがあると、女子は幸せなはず。
すると、お化粧のノリも良くなるはずです。多分・・・キスマーク


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2009年04月22日

夢みるドレッサーその4。。。♪

本日1枚目の画像は、25o角のタイルを使用した洗面カウンターのコーナー。
淡いブルーとホワイトの色が、大人の女性にぴったり〜ぴかぴか(新しい)

tile counter.jpg

そういえば、小さな頃のM子の写真には、母が愛用していた三面鏡のドレッサーがよく映っています。
多分、お化粧のマネをしたり、鏡で遊ぶのが大好きだったのでしょう。

そのドレッサーは、いまだ実家に置いてあります。(かなり年代物。)
母が現在もそこでお化粧しているというわけではないようですが、思い出の品なのですね。

kyoudai.jpg
↑↑こんな感じの、です。使わない時、鏡の部分にレースや布を掛けているようなイメージそのもの。

決して裕福な時代ではなかった頃の事ですが・・・。
お嫁にいく事が決まり、母は父親に連れられて旭川の家具屋さんに行ったそうです。

そこで父親(祖父)は、お店で一番高く立派だった三面鏡ドレッサーを、花嫁タンスなどと一緒に選んでくれたのだ・・・と、
以前母から聞いた事があります。


ところで、昨日の記事にも書きましたが、私は鏡台を持っていません。
買い与えようとした父親に、辞退の申し入れをしてしまったのです。ふらふら

実家では洗面化粧台でお化粧をし・・・
現在はウォークインクロゼット内のカウンターで。

とはいえ、照明やコンセントもあり、大きなミラーを壁に取付してもらいましたので、とても使いやすい。

or chair.jpg
↑↑こちらの画像はモデルハウスのものです。

収納用の引出し家具を用意しなくてはなりませんが、私としては大変便利に使っています。

巾も広く、変形で一部奥行も深い為、アイロン台も乗せられるし・・・
裁縫箱も近くにあるので、繕い物をする時にも便利。
つまり家事カウンターにも早がわり〜〜。

あらら、夢みるドレッサーのはずなのに。。。
これではまるで、生活感バリバリの「なんでもカウンター」あせあせ(飛び散る汗)

心地よいお化粧コーナーを求めるアナタのお力になりたいと願うM子。
反省を込めて、これからも研究を続けま〜す。手(チョキ)


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2009年04月21日

夢みるドレッサーその3。。。♪

jikka.jpg

実家を建て替えした時のこと…

「娘2人それぞれの部屋に鏡台を買いたい」という父親。

妹の部屋にはカウンターをつけるし、私は洗面化粧台があるから、鏡台はいらないよ、と言うと、そういえば父は少し不満そうでした。

娘達には鏡台を・・・って思っていたのでしょうね。。。
先日実家に帰った時に父の顔を見て、この事を思いだしました。

実家で妹と私が使っていた、娘専用の洗面化粧台が上の写真です。
ローラアシュレイの小物や、お人形がかわいいパウダールーム。
1坪ほどの広さに、トイレも置いてあります。

今は廃色となってしまったINAXの「なんとかピンク?」(少し濃いめのオレンジがかったピンク)のボウルが、時代を感じさせます。

ところで、私達だけでなく、お化粧を鏡台でという方、ますます少なくなっているような…。

w-in1.jpg

この写真のように、部屋の一部にカウンターとミラーを造りつけてしまうケースもあり、おススメです。

w-in3.jpg

実はこちら、寝室からオープンでつながっているウォークインクロゼットなのです。

ワイドなカウンターなので、引出し付の収納家具を下部に組み込めば使い勝手もよさそう。
ハイサイドライト(また登場)からの自然光が、顔色を明るく見せてくれそうですね。

鏡台派・洗面化粧台派・造作化粧コーナー派・・・
手鏡と化粧ケースのみで、という方も聞いた事があります。
つまり、ダイニングテーブルの上などに広げて、ささっと、という感じでしょうか。

女性にとっては、面倒でもあり、楽しみでもある。。。という複雑なかかわりを持つお化粧。

1日の中での動きを検証しながら、お化粧と洗面室の関係について、これから少し考えてみようと思います。

ところで、殿方の皆さまは、奥様がどのように どこで お化粧していらっしゃるか、ご存知かしら?
奥ゆかしきは化粧などの姿を見せない事・・・という奥様も多いかな?

ふふっるんるん なんだか楽しそうなテーマだわ。グッド(上向き矢印)
是非また見にいらして下さいませね。

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2009年04月18日

夢みるドレッサーその2。。。♪

teine4.JPG

しばらく続いておりました、ユーティリティの話題が一段落。
「きれい好きなM子」でしめてくれた主人にはポイント贈呈です。グッド(上向き矢印)

私が掃除で気になる所のひとつに、洗面化粧台まわりがあります。
水はねや水栓部分の汚れ、髪の毛などが目に入ると、折角のリフレッシュ空間なのにすっきりしません。

使う度にこまめに拭いて、なるべくキレイを保とうと心がけています。

上の画像は、3月にオープンしたモデルハウスのものです。
ハイサイドライト(高い位置についている窓)から入る朝日を浴びながらの仕度。
気持ちいいでしょうね。

実は我が家の2階にある洗面室にも、このハイサイドライトがついているのです。

お隣のお宅と干渉しない位置にあったのでガラスは透明、そこから見える青空が気持ちいい〜グッド(上向き矢印)

・・・と、ところが数年後、お隣が建て替えで3階建てとなり・・・

青空が見えたはずの所には、お隣の窓がぁ〜〜バッド(下向き矢印)

以来、ホームセンターで曇りガラス風のカッティングシートを購入して窓に貼り、明かりとりだけの窓になってしまったのでした。バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

teine1.JPG

洗面化粧台まわりも、モノであふれやすい場所ですが、ここの使い方も人それぞれ。
そんなお話から、パラパラと進めてみようと思います。

画像はモノトーンの柄がかわいい、クッションフロア。
モダンで楽しいイメージです。

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2009年04月15日

@理想のユーティリティーとは!?

うちのマメ子はとにかくきれい好き。
体調が悪くても、とにかく掃除洗濯は欠かさない!
おかげで我が家(いえ)も大変喜んでおり、14年経った今も内装は
とてもそんな家には見えないのです。(外装はさすがにそろそろ手をつけないと 【苦!】)
家もかわいがると、ペットのように愛情に答えてくれるということでしょうかね、、、


さて、ユーティリティー(以下 UT)についてうちのマメ子が3回にわたって情報を発信してまいりましたが、ホントにUTという場所は大事な場所で、使いやすい家になるかどうかを決めるプランをつくるときの要になります。
世のお父様方にとってはあまりよくわからない場所かもしれませんが、
主婦にとってはここの場所の動線、収納、機能など自分の使いやすいようにつくりたいものです。

お客様に「新しい家の設計をするのにどんな家に住みたいですか?」と
聞いてみると、「居間が広くて、対面キッチンで、寝室にはウォークインがあって、、、、」など主要な部分の話はパッと思いつくのですが
なかなかUTの話まではお客様から要望が出ません。
なんでかな?
、、、、、、、、、、
と考えてみると、今の状況が多少の不便さがあっても何とか使っているからとういう理由が思いつきます。

とはいえ、なかなかどんなUTが使いやすいかも要望として言うにはなかなか出てこないというのが本音のようです。

そこで、『究極のUTにするためのチェック事項』と題していくつか箇条書きにしてまとめて見ました。

UTと洗面脱衣が同じ空間になっていることも多いということと、
それぞれの家族や個人によって使い方が違うのであくまでも参考にしてご自分に合わせてチェックしてみてください。

@まずは洗濯機廻りで使う収納が出来ればUTに収納として確保してありますか?洗濯洗剤、マイペット、バケツなどがさばるものがきちんと納まるところはありますか?
IMG_0742.JPG

A洗濯をたたんだり、干したりする場所がしっかり確保されていますか?出来ればカウンター(折りたたみでも場所をとらずに工夫できる)などの作業台があると便利なはずだし、
ak2.jpg
物干しパイプや電動物干しなどはUTの同室にあった方がいいのですが、頭にぶつからないように工夫されていますか?

Bお風呂に入ってつかったあとのバスタオルやハンドタオルなどを家族分干す場所は考えられていますか?場所をとりますがバスタオル掛けハンガーなんてものもあります。家族分あると便利かも知れません。

Cゴミ箱の置き場所は考えられていますか?
あとで考えるのもなかなか置き場所に困るようです。
プランの段階でどんなものを置くのか決めてしまうのもきっちりと場所が確保できて実際に出来上がるとすっきりと使いやすいものです。

D脱衣室などと兼用の場合、脱衣カゴの置き場所は?そして出来れば
お風呂に入るときに必ず持ってくる下着やタオルを一時的に置いておく場所はありますか?
出来ればUT兼脱衣室のこの部屋にしっかりと収納を作ってニッチカウンター、新しい衣類・タオルの収納、@の収納をあわせてとるのは理想的!SKシンク・アイロン台までつくれてしまうと完璧です。

Eあとは当然この部屋までの動線が重要!当然同じ水廻りであるキッチンからなるべく直線の短い動線で動けるように工夫したプランにすること。

今まで試してきた(とういとお客様に失礼になってしまいますが)裏技
的なことも、新しい提案としてたくさんありますが、こちらはお客様とじっくりお話して了解が得れれば実行するとして、基本は上の6項目でしょうか。
teine2.JPG


UTについてここまでお客様と細かいお話が出来る設計者も少ないような気がしますが、だからこそ自分で上の基本6項目。是非プランの中でチェックされてみてはいかがでしょうか。

質問や相談などお気軽に相談くださいね。

さて次回の僕の出番はいつでしょうか〜!
それまでマメ子のブログをお楽しみに!


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ラベル:プラン 設計 理想
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2009年04月14日

@理想のユーティリティで主婦力アップ作戦その3@

hiraokaUT.jpg

つくづく…ユーティリティって、写真をあまり撮っていないものですね。

起業してから2人で携わった物件もかなりの棟数になり・・・
完成現場は必ず写真を撮っているのですが、ユーティリティをブログに載せる事までは想像しておりませんでした。

上の写真は、ユーティリティというよりは、洗面脱衣室とインナーテラス、という感じですね。
こちらのお宅は、キッチンをはさんで、別にユーティリティを設けてあります。それがこちら ↓↓

sentaku.jpg

お風呂上がりのビールが美味しそうなインナーテラス。
エクササイズマシンをおいて運動したり、夏には窓を開け放し、外のテラスと繋げてガーデンパーティ〜るんるん

ユーティリティという生活感バリバリの部分と分離しているからこそ、オシャレな演出ができるというものですね。

何と言っても、ユーティリティに求められるのは「機能性」。
理想を追求すると・・・出てくる出てくる・・・。

更に、毎日楽しく家事をしたい私としては、「快適性」も欲しい。
そして、できればタイルを使いたいなぁ。

asukaze1.JPG

というわけで、妻の数回にわたったブログでの要望に対し、いかなる見解を示してくれるか。
今回のユーティリティシリーズ・シーズン1のシメは、建築士Sクンにお願いする事にします。

新しいブログでの取り組みとして…
あくまでも、クライアントが妻である場合、という設定で、ひとつ締めくくって頂きたい。ふふふっ

日頃の妻への観察力がモノを言う、公開ロールプレイングゲームあせあせ(飛び散る汗)
明日以降のアップとなりますが、皆さま、どうぞお楽しみに。。。

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2009年04月13日

@理想のユーティリティで主婦力アップ作戦その2@

ak1.jpg

定期的に整理しないと物であふれてしまう、我が家の物入。
あっ、お宅も?

トイレットペーパー・ティッシュ類
乾物・缶詰・ビン類・ミネラルウォーターなどの食品
安売りしていた洗剤やラップ・シャンプー、トリートメント、化粧品類

旅行で宿泊した際に、つい貰ってきてしまうアメニティグッズだって、増える一方・・・。
あ〜アナタも。。。

とはいえ、日用品は通常時と安売り時の価格差が大きいから、買い置きしておいた方がお得ですし。
家の在庫をきらしてしまうと困りますし。

ある程度のストック分を収納するスペースは、絶対に確保したいものですね。

senzai.jpg

ストックとは別に、使用中の洗濯用洗剤も、理想を言えば洗濯機のすぐ側に収納しておきたい。

ハンガーやネット・カゴを入れたり、バケツやお掃除道具なども収納できるといいだろうなぁ〜。

ユーティリティが脱衣室を兼ねている場合などは、脱いだ洋服や
着替えのパジャマを置く場所も必要。

洗濯物を入れるカゴ?の上がカウンターなどになっていると、
洋服を置いたり、乾いた洗濯物をたたんだりできて便利ですね。

ak2.jpg

更に、こんなカウンターがあれば、アイロン掛けだってできます。
ジャマな時にはパタンと折っておける仕掛けつき。手(チョキ)


ね、皆さま、もっとユーティリティにこだわりましょうよ。
自分にとって必要な要素を見極めること。
自分の動き(動線)のチェックをすることからスタートです。

ユーティリティとキッチンは、なんと言いましても「オウチのファクトリー」のような場所なのですから。
工夫次第で家事が楽しくなるかも・・・ですわよ。

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2009年04月10日

よそ様の洗濯事情その4...☆

stut2.jpg

1 バスタオル → 1人1枚使用・毎日洗濯40%
2 トイレ・洗面所の手拭きタオル(共用)→ 毎日洗濯50%
3 シーツの交換 → 1週間に1回が多数派か… 
4 パジャマ → 毎日洗濯 15%

あるリサーチの数字です。あくまでもご参考まで…。

これを当たり前〜と思うか、え〜うっそぉ、そんなに洗濯ばかりしていられない〜〜と思うかは、個人の考え方。
実はこの件に関して調べていくと、ヤフー知恵袋などでの書き込みが沢山ありますね。
ふと、よそ様が気になる。という事でしょう。

以前、毎日洗濯派の方達が、たまにしか洗濯しない派の方達を「キッタナ〜イ」と非難し、問題になったようです。はぁ。。。

どちらにせよ私は「快適に日々を過ごす為の清潔さ」を心がければよいのだと思います。
後は人それぞれ、生活も汚し方も違いますから、一概には言えませんよね。

senmen.jpg

そういう私にも気になる事が・・・
それは、洗面室でのタオル、皆さんどうしていらっしゃるのだろう?という事。

これを考えると、まずタオルの使い方に言及しなくてはなりません。

1 洗顔時に使用。基本は朝1回、夜はお風呂で、という方が多いかな?
2 食事の前、つまみ食いの前、犬とのお遊びの後などなど。ず〜っと家にいる日でも手洗いはかなりの回数。洗った後はタオル。
3 帰宅後の手洗いの後に使用。→ うがいと手洗いは大切ですね。

衛生面から考えると、1人1枚の専用タオルというのが理想。

しかし、打合せ時にそれとなく聞いてみますと、「洗面化粧台近くにはハンドタオルが1枚かけられればよい」というお客さまも多かったです。

洗顔時のタオルはどうしているのでしょう?
収納場所から取り出し、使用後は洗濯…なのかしら。
手洗い用タオルも1回ごとに洗濯する方は、すごい量の洗濯でしょうね。

タオルの収納もかさばりますし、積み重ねると倒れるし。
新築やリフォーム時には、使い方も含め、きちんと考えたい部分です。


尚、上の画像は我が家の洗面化粧台上。(おめかし時)
以前、栗原はるみさんが、来客用の手拭きセットとして紹介されていたものです。

頂き物のタオル(というか 手ぬぐい)を利用したハンドメイド。
1枚がとても小さなタオルになりますが、手を拭くくらいならこれで充分。

名前入りタオル(手ぬぐい)の再利用にもなりますし(名前の所はチビ雑巾に。業者さん申し訳ありません。)、惜しげなく新しいタオルで手を拭けるというのは気持ちいいものです。
しかし作るのが少し面倒? はい、確かに。

ttut.jpg

タオルを気持ちよく快適に使う為に開発されたタオルボーイ。
暖房用温水パネルにタオルドライヤーとしての機能をプラスしたものです。(1枚目・3枚目右側の施工例写真)

我が家では各自の手拭き用タオルをこれに掛けています。
冬場の暖房時は、あっという間に乾燥しますので、気持ちよく使えます。手(チョキ)
他に電気式のタオルウォーマーなるものもあります。いいかも…。

ハンドメイドのちびタオルは最初 予備的においたのですが、チョコチョコと使いますね。
あると便利です。

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2009年04月09日

本日の茶飲み話...よそ様の洗面事情...☆

pine.jpg

昨日のブログの内容について…
M「また、語っちゃったのね〜」

S「でも、キッチンとユーティリティは特にポイントが沢山あるからね〜」

ところでひらめき

ある、キレイ好きな奥様がいました。
家に関しては、ことのほかユーティリティに対する思い入れが強く…。
新築した家には、収納スペースたっぷりのユーティリティと、洗面コーナーが並べて設けられました。

広いユーティリティには、洗濯流しといわれる大きなシンク(SK)も設置されました。
これで汚れ物の洗濯や、拭き掃除後のバケツの水を捨てるのもバッチリです。

tea4.jpg

ところが、ご入居されてしばらく後に、お話を伺ってみると…

なんと、洗濯流しはお父さん専用の洗面台へと、使い道を変えていたのです!!
洗濯流しにとってみれば、一躍昇進となりますが。。。

あぁ、これをご覧になったお父さま方…
ウチでもこれと似たような事があるな。。。と感じたとしたら、安心して下さい!!
アナタのような方はひとりではないのです手(チョキ)

ところで。
そのお宅にある本来の洗面化粧台は奥様の化粧コーナーへと、これまた少し昇進したようです。

これでいいのか悪いのか…?
昨日のSクンの語りは少し長かったけれど、やはり今の生活、将来の可能性、よ〜く分析する事が大切だという事ですね。

tea5.jpg

本日のお茶の友は・・・
ロイズコンフェクトの「ポテトチップチョコレート」グッド(上向き矢印)

程よい塩加減がたまらなく、手もとまらない。
北海道民、自慢の一品です。

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2009年04月08日

UTの話。でもその前に、、、

今日の書き子は建築士Sです手(チョキ)

今日のブログは『あなたが今家を建てようと思っている』人以外は読まないでください。

以下の文章は、以前私が「300件の家の設計をして得たポイント集。素人の人がいかに自分が満足できる家作りが出来るか!」に焦点をあて書き上げた冊子の抜粋です。前準備として持ち込み家具の寸法を測るとか、図面に書き込むなどの作業が必要なのですが、必ずメリットがあるやり方なのでまずは始めます。


今どこかのハウスメーカーや、設計事務所などと実際に話が進んでいるような場合は特に成果がある(満足度をアップさせる)やり方です。
プランを見ながらぜひ実際にやってみてくださいね!


《Point 5》

あなたと家族が無意識に行動している動作を、建築屋さんからもらった平面図の上で歩いてみる!
hiraokaUT.jpg


改めて考えてみると当たり前なのですが、人間それぞれ一人ひとり生活パターンや様式は違うものです。だから夫婦でもその辺のすり合わせに結婚してから何年かかかる場合が多いと思うのですが、ずーッとすり合わさずにいく夫婦もいるようで、、、この話は脱線してしまうので改めて。

こんなことが多いのでふらふらプロの聞き取りがとっても重要ということになってくるのですが、
たとえば、あるご主人の朝の行動を追ってみます。(きりがないので朝だけにします)


昨日の疲れもあまりとれなかったが、朝になってベッドの枕横に置いてある目覚まし時計を止める。(7:00)
→枕横に置いてあるメガネをとって2階のトイレに行く
→階段を降りてボイラーのスイッチを入れ、洗面所で顔を洗い、タオルで拭いて、ひげを剃り、歯を磨く
ktut.jpg
→再度2階に上がり整理タンスの下着を着てスーツに着替え、かばんを持ち1階に降りる
→ぞうりをはいて玄関に新聞を取りに行く
→テレビをつけて食卓テーブルで新聞を読んでいると、奥様が起きてきてキッチンで朝食を作り始める。朝の会話をしながら。
sinoimage2.jpg
→少ししたら子供が起きてきて子供と一緒に食事をする
→いつものテレビ番組のいつものコーナーが終わるころ家を出る時刻になる
→洗面所で軽くうがいをして
→玄関で奥様が磨いてくれた靴を履き
→「いってきまーす!」と玄関ドアを開けて外に出る。

細かく言えば「食パンがどこに置いてあって、トースターに入れて」とかまだまだ書けますが、文面がもったいないのでこれくらいにしておきます
これをしてみると、あることに気が付きます。例にあげた上の文からみえてくるのが

・目ざまし時計ってどこに置くの?
・メガネって寝てるときどこにおくと便利なの?
・洗面所で顔を洗った後に拭くタオルはどこにかかっていると使いやすいの?
・ご主人の行動、朝だけで2階〜1階〜2階〜1階〜外出 ―本当に便利な家?
・今度の新しい家のボイラー(給湯器)は何を使って、どこにリモコンのスイッチがつくの?
・食堂にテレビはあったほうがいいの?キッチンからも見えたほうがいい?
・出かけるとき見る時計は、テレビに表示してある時計でいいの?消しているときは?普段良く見る時計はどういうものをどこにつければ便利?

などなど、検討してみることが結構たくさんあります。
私たちは、毎日の生活のかなりの部分を無意識で行動しているのですが、それを今の生活を思い出しながらでいいので、新しい図面の上で、無意識の行動を図面の上で再現します。細かく!細かく!
「そういえば、今の家ではこんなことが不便だった」とか
「そういえば、今度の建てる家はこんなことができるようにしたかった」など
それがいくつかでも出てきたらしめたものです。
朝から晩までの行動パターンを、家族一人づつ図面の上に線で書いて(建築用語で動線といいます)、検討事項を※新築ノートに書き出してみましょう。(休みの日は?人が来たときは?年末年始は?なども当てはめてみてください)
ここで使う時間は1回限りですが、実際の家に住むということは、それが何年も、いや何十年も続くのですから。

ちょっと時間がかかる作業ですが、これをやってみて気が付いたことを図面に反映させることが、最終的には短時間で大満足のマイホームを手に入れる方法です。
ぜひ楽しみながらやってみてください。

★ あなたにもチェックできるプロの設計ポイント ★
提案されたプランの平面図上で、あなたや家族がどのように動くのか手に取るように思い浮かべて、何が必要か、何を検討すべきかを具体的に考える

▼▲▼▲アドバイス▼▲▼▲
このポイントはちょっとだけ想像力を必要とします。
ちょっと難しいと感じる方は、以下の方法をやってみてください。
@模型、もしくはなるべく大きな図面(1/50)の図面を用意する。
Aあなたの身長を50で割る  例)165p/50=3.3p
B3.3pの人形を用意する。(なるべくリアルなほうがいいですが、たとえば3pのビスを芯にしてティッシュを巻いて髪の毛くらい書くとか、、、身近なものですぐつくれます)それがあなた自身です。
C@で用意した図面や模型の中でBでつくったあなた自身を動かしながら、その場所ではなにをするのか、何を使っているのか、どういうものが必要なのかを、毎日のあなたや家族の日常を思いうかべながら、朝から順番にシミュレーションしてみる。
D気づいたことは、すべてノートに書きとめる。
E書き留めたことを信頼できる設計者に投げかける。

できればご家族のみなさんとご一緒にやってみてください。
ゲーム感覚で、結構楽しめるはずですよ。


次に、前に出てきた、動線(人が通る道)についてアドバイスです。

ポイントは2つあります。

1つ目は「特に決まって行う毎日の動線は、短いほうがいい」ということです。
ところで前述の作業をしながら平面図に自分の毎日の行動パターンを線にして描いてみましたでしょうか。(実際になぞって見ることが重要!)
その図面で、線が何重にもなっているところは、あなたが家の中で最も利用する通路なのです。
そして、その線はどの部屋からどの部屋に行く時に多く書かれていますか?何をするときですか?

2つ目は「回廊式の動線が多ければ多いほど家は使いやすくなり、さらに楽しくなる!」ということです。
最低でも1つ以上は回廊式をとる間取にしたいものです。
もし手元にまだプランがないのであれば、参考として、新聞の折り込みチラシでよく平面プランが載っているものがありますので、ちょっと注意してみてください。
そのプランは回廊式がとれているプランでしたか?

建売(完成した家を土地付で販売すること)などのプランには回廊式の取れていないものもありますが、前述の作業で何が不便なのか見えてきます。
たとえば、風呂をあがったら、キッチンや食堂の横を通ってしか寝室に戻れないとか、家事動線(キッチンから洗濯脱衣の場所までの距離)が遠いなどあります。(これでは来客時は家族が風呂に入れないし、家事動線が長いのはどう考えても不便です)

回廊式のよさは、たくさんあります。
子供がかくれんぼ出来たり、ペットがいたら家の中をぐるぐると歩きまわれるし、家の中が楽しくなります。
一つの場所へ行くのにいつも同じ道しかいけないのは不便だし面白くないと思うのです。

★ あなたにもチェックできるプロの設計ポイント ★
回廊型の便利さを理解しているので確実に1箇所以上廻る動線をつくる。その上でよく使う動線(人がたくさん使う動線)は出来るだけ短くとるようにする

ご意見、感想などぜひお気軽にコメントを!お待ちしています。

ちょっと長くなってしまいましたね。最後まで辛抱強く読んでいただきましてありがとうございました。お礼に宮古の海ガメで和んでいってください!

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2009年04月07日

よそ様の洗濯事情その3...☆

tea.JPG

以前読んだ江國香織さんの小説で…

掃除、特にドアノブなどは毎日拭く。頑張るグッド(上向き矢印)
買い物に行き、だんな様の好きな献立を考え、毎日お料理する。頑張るグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)

・・・後は洗濯。でもこれは洗濯物を入れるだけ・・・楽〜バッド(下向き矢印)
2時間か、3時間?読書をしたり、昼寝をしたり。
子供が生まれるまでの、ひと時の自由な時間。

こんな描写がありました。(詳細部分のズレはご容赦願います。)

そ〜ですよね〜〜!

sentaku.jpg

昨日は、たたむとか干すとか言っていましたが、今時は全自動洗濯機。
スイッチポンで、後はお任せ。

私など、壊れないと新しいものに買い換えられないって、昭和生まれの宿命でしょうか。

ん?しかし、乾燥機能を普段は使っていないという方が結構多いという話も聞いたことがあったけれど…。
多少シワになりやすいとか、何よりもったいないという理由で。

つまり昭和頭の方がまだ多いという事ですよね。
ふふっ、なんだか安心のような。

ちなみに新型某□□製、お風呂の残り湯を除菌し、しかも濃いめの洗濯水(いかにも汚れが落ちそうな表現)で、ザッパザッパとたたきつけるらしいから、敵いません。
さすがに、いいかもしれない…と思い始めたM子です。
あ〜しかし捨てられない〜。


hosihime.jpg

幾ら「省エネタイプ」と聞いてもなんとなく信用できずに干してしまう皆様方や、「エコ替え」と聞いてももったいなく感じる派の皆様方には、こちらが便利。

干し姫サマです。
我が家でも電動昇降の3本タイプを使っております。

ハンガー掛けにすると重なり部分があるので、真中の1本は使えません。これが難点。
でも1本では足りないので、仕方ないのかもしれませんね。

写真のように、カーテンレール上に壁付できるタイプもあるようで、美観はイマイチですが、よく乾きそうです。
あまりおススメしたくはありませんが…。

こうならないように(壁付)、新築・リフォーム時に、干す場所などもしっかりと考えるべきなのであります!!!
部屋干しの方、結構多いですからね。(花粉もあるし)

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2009年04月06日

よそ様の洗濯事情その2...☆

キッチン脇の家事コーナー兼プレイルーム ↓ 家事も楽しく♪
asukaze1.JPG

ウチの主人(建築士Sクン)、たまに私の動きをジーッ目と観察しているようで気味悪い…あ、いえ…何かな〜と思っていました。

これが、主にキッチンで仕事をしている時だと気付いたのも、随分前の事になりましたが。

主人もかなりの料理好き。
私が下ごしらえをして、主人がファイヤー(加熱)係という流れが主流ですが、味付けや火加減など、腕前もお店なみ〜。

いつも美味しく手伝ってくれて、有難く思っています。
たまにしょっぱ過ぎる事も、ありますけれどね。

それはそうと…。
ジーッ目と観察しているのは、段取りや動き、細かい手順などが、自分のやり方と違うから、なのでしょう。

1人1人クセがあるものだというのは、当たり前の事です。
だからこそ、打合せでのお客さまのお話を、しっかり受け入れたり、意見を言える為に、家事も日常的にしなくてはならぬ、なのだ。
・・・と、Sクン談。

なるほど〜。私は幸せだわ。

あっと、洗濯事情でしたね。
これが洗濯に関しても、一時、観察中目の際、
「え?そんなやり方なの?」とか「何やってるの?」とか聞いてきましたが、主人は現在ノータッチとなっています。

asukaze6.JPG

。。。といいますのも、おそらく私の洗濯物の干し方は面倒!!
1枚1枚を全てパタパタあせあせ(飛び散る汗)とシワのばししながらたたみ、上に積み上げていきます。
あまり小さくたたむとピサの斜塔状態になりますので、比較的大きめに、です。

積み終わりましたら、上下をひっくり返し、のしイカのようになった洗濯物から順番に干していくのです。
これで手でバンバン・パンパンとする事もなく、私としては楽なのですが、時間はかかります。

でも、この方法を実践していらっしゃる方も多いと思いますよ。
アイロンがけを減らす為の工夫として、TVでも紹介されていました。

つまり、この方法ゆえ、私がユーティリティに求めるものは、濡れてもOKなカウンターぴかぴか(新しい)
タイル素材などが理想です。
カワイイし、目で見て楽しめますからね。

尚、カウンターがない我が家のユーティリティ。
洗濯機上とボイラーなどを利用して、なんとかパタパタしている毎日です。

ちなみにSクンは、洗濯物を干すならバンバン・パンパンやりたいし、それで充分だ、という意見。
さぁ、あなたはどちらですか?

このテーマ、まだまだ続きます。ではまた。


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2009年04月05日

よそ様の洗濯事情その1...☆

asukaze5.JPG

昨日から始まりました、「理想のユーティリティで主婦力アップ作戦」。

このテーマを考えて最初に思い出したのが、あるお客さまです。

私がフリーのインテリアコーディネーターとして、ある住宅メーカーの仕事を請け負っていた頃のこと。

ご夫婦と2人の男のお子様(ワンパク盛り)の、当時は4人家族。

プランでは、1階に洗濯物の乾燥室がかなり広く設けられていて…。
これが奥様の悲願だったというので、お話を聞いてみますと、なんと毎日最低3回は洗濯をするとの事。がく〜(落胆した顔)

それはさぞ大変でしょう。。。と、わが身の幸せを感じたものです。

asukaze4.JPG

眼鏡最近見た、とあるアンケート。
@パジャマを毎日取り替える
Aタオルは1回使うごとに洗濯

これに対し、「当然です」とのお答えも大変多く寄せられておりました。ホントかなぁ?
そうなると家族が多いお宅なら、主婦は洗濯ばかりしていなくてはならないのでは・・・?

ただしその大変さは、洗濯の仕方によっても変わってくるでしょうけれど。これもチェックポイント。


asukaze3.JPG

そうそう冒頭のお客さまのお宅ですが・・・。
洗濯機を置いてあるユーティリティは2階、なのに乾燥室は1階でした。

色々な制約があって、やむを得なかったとしても、これはツライ。
濡れた洗濯物は重いし。私ならブーブー文句を言いそうですねぇ。

それにしても、このテーマは奥が深いわン。
とは言っても、考えるには夜も更けてきましたし、東京へ出張していた建築士Sクンも無事ご帰還いたしましたので、本日はこの辺で…。

また明日からも、頑張りましょう〜るんるん

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2009年04月04日

@理想のユーティリティで主婦力アップ作戦@

nakanoshima.jpg

今日も洗濯、明日も洗濯。。。
家族が少ないのに、洗濯物は大量な我が家。

ひとつの原因として、主人の体格がいいという事が挙げられますねぇ。
つまりかさばっている、という事か…。
あ〜またネタにして、怒られそう。

もし理想のユーティリティを造れるとしたら、私には沢山の注文があります!!!

ここでまず「ユーティリティ」の正確な意味を、ヤフー百科事典から↓
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3/

いわゆる、家事室。

ところで、住宅などの設計図では、洗面脱衣室とゴッチャに表記されているケースもありますね。
つまり多くの場合、本来の意味でのユーティリティ、となると、人が入れないほどのボイラー庫(入れるケースもあるでしょうが)と、洗濯機をおいた片隅…という事になります。

あぁ、世の奥さまがた。
もっと使いやすい、家事室としてのユーティリティ…考えて手に入れたくありませんか?

nakanoshima to kita39.jpg

…というわけで、M子、早速調査開始いたします!!!

つまり、理想のユーティリティを考えるには、よそ様の洗濯事情やらタオル事情?やらを研究しなくては、見えてきません。

昨日から「よそ様シリーズ」にはまり、今回の「なんとか事情」についても説明が必要と思われますが、これは次回からのお楽しみに〜るんるん

本日の画像は、モデルハウスの洗面脱衣室&ユーティリティ。
私が注文するともっと細かくなりますが、普通の規模の住宅でこの広さは、まぁまぁでしょう。手(チョキ)

えっ?贅沢? パンチバンッ


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2009年03月31日

「1月完成のホワイトモダンの家」5棟目です。完結!

さて本日は建築士Sの出番です。

長らく時間がかかってしまいましたが、1月に完成した5連棟モデルハウスの5棟目のご紹介です。

このモデルのポイントは、『家の中心に光を取り入れる』こと『家族のコミュニケーションしやすさレベルを最大限に上げること』(ワンルーム感覚)

dining kitchen.jpg

間取りをつくるときに《光の入ってくる加減》を考えるというのはとても重要です。鉛筆を図面に走らせながら、過去の経験、照明の加減、季節、朝晩夕方の時刻の変化など感覚フル稼働して考えます。

近隣の状況、プランの要望、ちょっとした窓のサイズや位置によってその場所の明るさ加減はずいぶんと違ってくるものです。

そして、何かを優先させるとある場所にはなかなか光を取り入れにくいところも出てきます。(それがまたプランを考える面白さでもあるのですが、、)

ひとつの技法として、リビングのセンターテーブルの上を吹抜けにして、吹抜けとバルコニーの間に大きな窓を取り付けて家の奥に光を取り入れる手法があります。

当然ソファの背中の窓からは光が入ってきますが、更に開放感や明るさを求めたい方にはおススメです。

上から見るとこんな感じです↓
2 hall.jpg

反対側から見るとこんな感じです↓
living.jpg



バリアフリーにしなきゃいけないと考えて、リビングと隣接する和室の段差はフラットでと一辺倒に考えがちですが、、、、

コミュニケーションのしやすさを考えると、和室にゴロンと横になったときにソファに座っている家族と目線の位置(高低差)があまり出ないように考えると35センチの段差の和室であってもいい気がします。
(この段差ってほぼ椅子の座面の高さなので大勢人が集まったときには臨時の椅子にもなるのです)

しかも一度和室に腰掛けてお尻を中心にしてグルッと足をそのまま持ち上げて回転させれば楽に和室に上がれます。降りるときもしかり。

living wasitu.jpg

これまでにもいろいろなタイプのモデルハウスを提案してきましたが、
結局、家のプランを考えるときは住む人がよければ全てOK!という結論にいつも行き着きます。

それが多少使いにくくても、多少暗くても、住む人が優先する何かがあればそれが重要であると思います。

ひとによって違う重要な何かを満足させなければ、他が良くても決して家というのは満足できないのではないでしょうか。

住む人がなかなかうまく言葉に出来ない『何か』を鋭敏に感じ取りそれを形にして満足していただけることにこだわりたい、、、

最後に今回のモデルの一棟だけ外観(15-1)をチラッとお見せしましょう。
注)15-1 gaikan.jpg

今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

これから家を建てる幸せな家族に、幸せなレシピが届けられるように頑張りますので応援よろしくお願いいたします!!!


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ラベル:新築 設計 札幌
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2009年03月22日

「モノトーンの不思議な家」ポイント!

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ご無沙汰しておりました、1月に完成しました「モノトーンの不思議な家」を続けてご紹介いたします。

5棟完成した建物の内今までご紹介させていただいたのは3棟。
今回ご案内するのは4棟目の建物です。

このシリーズの共通デザインとして
「モノトーンのインテリアをきれいに見せるための工夫」
をいくつか提案しています。

ENT2.jpg

たとえば玄関ホールにアイアンをデザインした飾りをつける。
いつもお話することですが、決して奇をてらうデザインのみの飾りにはしない。目線を程よく通すことと(開放感)、アイアンという木ではない素材感と色、アイアンだからできるこの細い直線ラインの美しさを見せる。ここはそんな個性あるエントランスを表現してみました。

kitchen counter2.jpg

キッチン前カウンターの巾を広く取り(今回は30p)、ブラックのタイル仕上げというのもインテリアがグッと引き締まって、今回改めていいものだと感じた点です。
もう一点最近はIHヒーターをセレクトする場合が多いのですが、ガスコンロに比べると、圧倒的にコンロ廻りの汚れが少なくなります。
そんなことで、今までは壁にしていたコンロ前も、最近はオープン!
チャーハンを炒めている時も、リビングで遊んでる子供に目を配らせられます。(無類のチャーハン好きな私。作るのも得意)
この感じの目線↓
LIVING.jpg

今回のように住む人が不特定なモデルハウスの場合、いつも考えていることのひとつに、「家というのは実際に住む人が自分の好きなように色づけ出来る部分を残す。=デザインが主張しすぎてはいけない」ことを心がけます。
特に注意するのは色です。極力色はたくさん使わない。あとで住む人が好きな色をプラスしやすいからです。

和室なども、今回の基本は白と黒。
ただし画像ではわかりにくいのですが、壁紙や天井の素材感を絶妙な風合にしたり、白といっても少しアイボリーがかった白にすることで、ビミョーに心理的な安心感をかもし出しています。
その辺は絶対的な信頼感でうちのインテリア「マメ子」がコーディネートしております。

wasitu2.jpg

【編集後記】
今日は日帰りで、先月末にお引渡ししました帯広のお客様のところに行って参りました。
自分が設計をしたお客様のところへお引渡し後しばらくしてから使い勝手、暖かさ、機能性、デザインの良し悪しなどを必ず聞きにいくようにしています。
今後出会うお客様のために、このタイミングでお客様の率直な意見を聞くのはものすごく重要なことなのです。
この経験が少ないといくら経験を重ねてもいい設計って出来ないものです。
さて、お話したいのはS様とお話したときに出た『適度』という言葉です。
今の世の中『適度』さがうまくはかれない人が多い気がします。
いじめの問題、米国発端の経済の問題、究極は殺人事件、、、
時には思いっきり飛びぬけて○○することも必要ですが、適切、適度さというのは基本としていつも心の中心軸においておきたいものです。
適度な人との距離感、適切な言葉遣い、適切な対応、適度な利益、適度な思いやり、、、、、etc

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2009年03月05日

【声にならない声を聞く】

さてさて、今日は久しぶりの登場の 「S」 です。

これからの住宅テーマになるであろう『デザインセンスのいい家』について少しお話ししたいと思います。
まず一番伝えたいことは「わかりやすい家であること」
設計事務所だからといって、わざわざ使いにくいのに奇をてらったデザインや、目をひくけれども目にあまる色づかいはしないようにする。
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感性というのは人それぞれ違うけれども(夫婦でも違うというのがまたムヅカシイのですが)そこに住む人のそれにあわせた機能、デザイン、色づかいというのは、絶対条件!ここがずれると全てがおかしくなってしまう。
ホントにたくさんのお客様に出会ってきていろいろな感性に出会ってきましたが、満足するための家づくりでひとつはっきりしているのは、(私たち側のスタンスとして)ただお客様の声を聞くのではなく、【声にならない声を聞く】ことがとても大切であるということ。
そこに重要なポイントが隠されていることがとても多いのです。
IMG_1697A.jpg
建築屋として当然提案するべき部分に、プラスこの感性のポイントをとらえた提案を数多く上乗せしていくことで満足度の高い住宅になります。

『デザインセンスのいい家』の一番目のポイントが「感性」だとしたら、二番目のポイントは「性能」。
性能に関してのお話はとっても長い話となるのでまた次回。

ちなみに私どもで提案させていただいているのは、基礎断熱+床下蓄暖+オイルヒーター。何がいいのかというと圧倒的にランニングコストがかからない。詳しいことはここでは語りませんが、最近はほとんどこれです。




家を建てる人のほとんどは部分的なイメージはあってもなかなかそれを全体として形にできない(当然ですね)

私たちの仕事は、思いを形にすることだと思っています。
IMG_1704A.jpg
(たとえば詳細図面を起こしてつくったこの水切り棚。私のいとこの鉄工所で作ってもらいました!)
キッチンのゴミ分別すると結構場所をとるのでこんな感じに。
IMG_1708A.jpg



脈絡のない文章になってしまいましたが、普段考えていることをぱらぱらと、、、



最後に今回の画像は全て先月末にお引渡しをしました帯広のS様宅です。
このブログ上で再度のお礼を!
「家づくりのお手伝いが出来たことに感謝です。
ありがとうございました。そして末永いお付き合いをよろしくお願いいたします」
posted by アドベンチャー at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計・プランについて・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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